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正常眼圧緑内障、夜間DBPが視野欠損進行の予測因子

2019年4月3日  Ophthalmology

正常眼圧緑内障の新規診断患者119例119眼を対象に、収縮期血圧(SBP)および拡張期血圧(DBP)が視野欠損進行に及ぼす影響を前向きコホート研究で検討。患者を4-6カ月間隔で2年以上(平均40.4±16.9カ月)追跡した。 追跡期間中、41眼(34%)に視野欠損進行が認められた。多変量Cox回帰モデルで検討した結果、ベースラインの夜間トラフ時DBP低値(ハザード比0.953、P=0.023)および夜間DBP降下面積(area)の増加(同1.017、P=0.003)が視野欠損進行の有意な予測因子だった。SBPは視野欠損進行と関連しなかった。...