両眼性原発閉塞隅角症疑い患者889例を対象に、レーザー周辺虹彩切開術の緑内障発症予防効果を無作為化比較試験で検討。患者の片眼(889眼)に切開術治療を施行し、僚眼(889眼)は治療なしとした。 その結果、72カ月の追跡期間中の原発閉塞隅角症(眼圧上昇、周辺虹彩前癒着および急性閉塞隅角症の複合)発症率は治療眼で1000眼年当たり4.19、未治療眼で7.97といずれも低率だった(ハザード比0.53、95%CI 0.30-0.92、P=0.024)。治療19眼と未治療36眼に原発閉塞隅角症が発生した(ペアワイズ分析のP=0.0041)。...
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