オピオイド重複処方が過剰摂取による死亡と関連
2019年4月9日
Annals of Internal Medicine
米国退役軍人省(VA)およびメディケアパートDの医療保険制度に加入している人を対象に、オピオイドの重複処方と過剰摂取による死亡の関連をコホート内症例対照研究で検討。過剰摂取で死亡した215例と年齢、性別、人種などでマッチさせた生存例833例を対象とした。 その結果、死亡患者60例(28%)および生存対照117例(14%)にオピオイド重複処方が確認された。重複処方の患者は過剰摂取による死亡のオッズが有意に高かった(オッズ比:VA保険のみ処方3.53、95%CI 2.17-5.75、P<0.001、パートDのみ処方1.83、1.20-2.77、P=0.005)。...
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