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強皮症患者の16%が抗C1q自己抗体保有

2019年4月11日  British Journal of Dermatology

全身性強皮症(SSc)患者124例を対象に、抗C1q自己抗体および血中免疫複合体(CIC)の発現を評価。シェーグレン症候群(SjS)患者25例、関節リウマチ(RA)患者29例、全身性エリテマトーデス(SLE)患者38例、健常対照53例と比較した。 その結果、抗C1q自己抗体保有率は、SSc患者16.1%、SjS患者4%、RA患者3.4%(いずれもP<0.05)、健常対照5.7%(P<0.01)、SLE患者34.2%だった。抗C1q自己抗体値は肺線維症および肺動脈性肺高血圧症の最重要予測因子だった。CICはSSc患者14例(11.3%)で確認された。...