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ロボ支援腎部分切除、腫瘍の複雑性が転帰に影響

2019年4月12日  European Urology

複雑な腫瘍と判定した(PADUA 10-14点)限局性腎腫瘍の患者255例を対象に、ロボット支援下腎部分切除術(RAPN)の術後転帰を評価。グレード3以上の合併症なし、温阻血時間20分未満、および切除断端陰性を望ましい転帰と定義した。 その結果、最適な外科的転帰が得られたのは158例(62.0%)だった。温阻血時間20分超は33.7%、グレード3以上の合併症は5.1%、切除断端陽性は悪性組織型の患者(211例)中1.9%の患者で発生した。きわめて複雑な腫瘍(PAUDA 12-13点)は、最適な転帰が得られないリスクの上昇と関連した(オッズ比2.31、P=0.024)。 ...