世界の小児アナフィラキシーの発症率および有病率を既発表論文59報のシステマティックレビューで検討した。 その結果、10万人当たり発生件数は全アナフィラキシーで1-761、食物誘発性アナフィラキシーで1-77と、いずれも世界的にばらつきが大きかった。アナフィラキシーの診断には米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)/食物アレルギーおよびアナフィラキシーネットワーク(FAAN)基準が最も多く使われていた。性別および民族が小児のアナフィラキシーに関連する人口統計学的危険因子だった。...
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