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乾癬のtildrakizumab、低い抗薬物抗体発現率

2019年4月18日  British Journal of Dermatology

抗IL-23p19モノクローナル抗体tildrakizumabの臨床試験3件に参加した慢性尋常性乾癬患者780例を対象に、抗薬物抗体(ADA)発現状況を検討した。 その結果、52-64週時のADA陽性率はtildrakizumabの100mg群6.5%、同200mg群8.2%、ADA+中和抗体(NAb)陽性率は2.5%、3.2%だった。ADA+NAb陽性群でADA陰性群に比べクリアランス中央値がやや増加した。100mg群での52週時PASI改善率はADA+NAb陽性群76%、ADA陰性群91%、200mg群では77%、87%だった。ADA陽性と免疫原性関連と思われる有害事象発生率に明らかな傾向は見られなかった。...