大規模病院ネットワーク施設で診断用睡眠ポリグラフ検査を受けた成人患者3万1079例の電子カルテで短時間睡眠と心房細動の関連性を検討した。 その結果、404例に既存の心房細動が認められ、年齢、性別、高血圧、冠動脈疾患などで調整後の有病リスクは、睡眠時間が1時間短縮するごとに1.17倍(95%CI 1.11-1.30)高くなった。ベースラインで心房細動のなかった2万7589例のうち1820例が、追跡期間中央値4.6年超の間に新たに心房細動を発症し、調整後の新規発現リスクは睡眠時間が1時間短縮するごとに1.09倍(95%CI 1.05-1.13)高くなった。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。