1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 大麻関連の救急科受診状況、米

大麻関連の救急科受診状況、米

2019年4月19日  Annals of Internal Medicine

2012-16年に米国コロラド州の大学病院で、大麻に関連する成人の救急科受診9973件を対象に、大麻入り食品摂取と大麻吸引の受診状況を後ろ向きカルテレビューで比較した。 その結果、2567件(25.7%)が少なくとも部分的に大麻が原因と考えられ、このうち238件(9.3%)が大麻入り食品摂取によるものだった。大麻吸引による症状で多かったのがカンナビノイド悪阻症候群で、大麻入り食品摂取による症状で多かったが急性精神症状、中毒および心血管症状だった。2014-16年の大麻関連受診件数の10.7%は大麻入り食品摂取によるものだったが、コロラド州の総大麻販売額中に食品用大麻が占める割合はわずか0.32%だった。...