耳鼻科手術の疼痛管理、鎮痛薬併用が有効
2019年4月26日
The Laryngoscope
耳鼻科手術の疼痛管理に関する研究23件(対象計1842例)を対象に、周術期の鎮痛レジメンをシステマティックレビューで評価した。 その結果、21.4%の研究で複数の鎮痛薬を使用したレジメンで疼痛スコアの低下が報告された。最もよく見られた有害事象は悪心および嘔吐で(10.2%)、局所麻酔の患者で発現頻度が高かった(38.0%)。周術期のアセトアミノフェンは、副作用の発現が最も少なかったが(6.1%)、非ステロイド性抗炎症薬や鎮痛薬の併用などに比べ、疼痛スコアは低下しなかった。...
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