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HPVワクチンで20歳時の子宮頸がん大幅減

2019年4月30日  British Medical Journal

スコットランドで1988-96年に出生し、20歳時の子宮頸部細胞診検査の記録がある女性13万8692例を対象に、12-13歳時の2価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン接種による子宮頸部疾患予防効果を後ろ向き研究で検討した。 その結果、子宮頸部上皮内腫瘍グレード3以上(CIN3+)の有病率は、1988年に出生したワクチン非接種女性に比べ、1995-96年に出生してワクチン接種をした女性では89%低かった(0.59%から0.06%へ低下)。若年齢での接種がワクチンの有効率の上昇と関連し、CIN3+に対するワクチンの有効率は接種年齢12-13歳で86%、17歳で51%だった。 ...