がん再発の不安を軽減する心理介入、12カ月効果持続

悪性黒色腫と診断された成人を対象にがん再発への恐怖心を軽減する心理学的介入（心理教育的資料および心理学者との個別電話セッション）の効果を無作為化比較試験で検討。介入群（80例）と対照の通常ケア群（84例）に12カ月の追跡調査を実施した。 その結果、介入群は対照群に比べて、12カ月時のがん再発への恐怖心が有意に軽減した（スコアの平均差：FCR重症度－1.41、95％CI －2.6-－0.2、P＝0.02およびFCRトリガー－1.32、－2.6-－0.02、P＝0.04）。...