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微小血管再建術の転帰に「7月効果」は見られず

2019年5月7日  The Laryngoscope

米国外科学会の手術の質改善プログラムのデータ(2005-16年)を基に、耳鼻咽喉科領域での微小血管再建術の転帰を学年暦の第1クォーター(7-9月、612例)と第4クォーター(4-6月、580例)で比較し。「7月効果」を危険因子として後ろ向きに評価した。 その結果、主要評価項目の30日死亡に有意な群間差はなかった(1.5% vs. 0.7%、P=0.194)。30日合併症(47.9% vs. 49.5%、P=0.586)、手術合併症(創離開:P=0.151、出血:P=0.526など)、術後有害事象(深部静脈血栓症:P=0.460、肺炎:P=0.737など)にも群間差はなかった。...