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鎖骨骨折にはプレートよりフレキシブル髄内釘

2019年5月7日  The Journal of Bone & Joint Surgery

転位および/または短縮した鎖骨骨幹部骨折の患者72例をフレキシブル髄内釘で固定する群(髄内釘群)と解剖学的形状に適合したプレートで固定する群(プレート群)に無作為に割り付け、骨癒合率と機能的転帰を比較した。 その結果、両群とも100%の癒合率が観察された。髄内釘群はプレート群と比較し、手術時間(45±12分 vs. 65±21分)、切開長(37±9mm vs. 116±18mm)で有意に良好な結果を示した(P<0.001)。腕・肩・手の障害(DASH)スコアは術後1.5カ月、3カ月、6カ月時点では同等だったが、12カ月時点で髄内釘群のほうが有意に良好な値を示した(P=0.022)。 ...