糖尿病性腎症へのカナグリフロジンで腎・心血管転帰改善
2019年5月10日
New England Journal of Medicine
慢性腎臓病を合併した2型糖尿病患者4401例を対象に、カナグリフロジンの腎および心血管転帰にもたらす効果を二重盲検無作為化試験で検討した(CREDENCE試験)。 その結果、中央値2.62年の追跡で、主要複合評価項目(末期腎不全[透析、腎移植、eGFR 15mL/分/1.73m2未満]、血清クレアチニン2倍化、腎または心血管死)発生率は1000人年当たりカナグリフロジン群43.2、プラセボ群61.2で、カナグリフロジンによって相対リスクが30%低下した(ハザード比0.70、95%CI 0.59-0.82、P=0.00001)。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。