切除可能な局所進行胃・食道胃接合部腺がん患者716例を対象に、周術期化学療法としてのFLOT療法(フルオロウラシル+ロイコボリン+オキサリプラチン+ドセタキセル)の安全性と有効性を非盲検無作為化第II/III相試験で検討した(FLOT4試験)。 その結果、主要評価項目の全生存期間(OS)は、ECF/ECX療法群(エピルビシン+シスプラチン+フルオロウラシルまたはカペシタビン)よりもFLOT群の方が長かった(ハザード比0.77、95%CI 0.63-0.94、中央値35カ月 vs. 50カ月)。重篤な有害事象発生率は両群で同等だった(ECF/ECX群27% vs. FLOT群27%)。...
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