顕微鏡下喉頭手術は深い筋弛緩状態で術野良好
2019年5月13日
The Laryngoscope
顕微鏡下喉頭手術施行患者102例を対象に、筋弛緩状態の程度による術野(surgical rating conditions)を多施設共同試験で比較。ロクロニウムの中用量または高用量投与によって中等度の筋弛緩群と深い筋弛緩群に無作為に割り付けた。 その結果、深い筋弛緩群49例(100%)、中等度筋弛緩群43例(89.6%)で臨床的に許容できる術野が得られた(P=0.027)。顕著な声帯運動の頻度は、中等度筋弛緩群の方が深い筋弛緩群よりも有意に高かった(70.8% vs. 32.7%)。 ...
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