LSGのステープルライン補強、ポリマー膜で漏出減

腹腔鏡下袖状胃切除術（LSG）後の漏出率を検討した試験148件（患者4万653例）のシステマティックレビューを実施し、ステープルライン補強法5種（補強なし、縫合、非吸収性ウシ心膜ストリップ、組織シーラントまたはフィブリン糊、吸収性ポリマー膜）の漏出率を比較した。 その結果、ステープルラインからの漏出率は1.5％（漏出607件）で、吸収性ポリマー膜の0.7％（他の補強法に比べて有意に低く、2番目に漏出率が低い補強法との比較でP≦0.007）から非吸収性ウシ心膜ストリップの2.7％までと幅があった。 ...