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ステロイド注射後1カ月以内の腱板修復術はSSIリスク増

2019年5月16日  The Journal of Bone & Joint Surgery

関節鏡視下腱板修復術前のコルチコステロイド関節内注射と術後の手術部位感染(SSI)リスクとの関連を検討。PearlDiverデータベースをレビューし、関節内注射後1年以内に同修復術を施行した1万2060例および関節内注射を実施せずに同修復術を施行した対照群(4万8763例)を注射時の術前月数期間で層別化して比較した。 その結果、両群の手術部位感染の発生率に有意差は示されなかった(術前1年以内の注射群0.7% vs. 対照群0.8%、オッズ比0.9、P=0.2)。術前1カ月以内に関節内注射を実施した場合のSSI発生率(1.3%)は、対照群(0.8%)と比較して有意に高かった(同1.7、P=0.04)。...