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生後3カ月間の草花粉曝露が小児期の肺機能低下と関連

2019年5月17日  Allergy

アレルギー性疾患の家族歴がある小児出生コホート(メルボルンアトピーコホート研究)を対象に、生後3カ月間の草花粉曝露とその後の肺機能の関連を検討した。 その結果、生後7日間の草花粉曝露に12歳時の1秒量(花粉数2倍増加あたり-15.5 mL、95% CI -27.6- -3.3)および努力性肺活量(FVC)(-20.8mL、-35.4--6.1)の低下との関連を認めたが、18歳時にこの関連は見られなかった。生後3カ月間の草花粉累積曝露量増加が12歳時および18歳時のFVC低下との関連を認め、住環境に緑が多いと18歳時のFVC低下との関連が改善した。...