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内科入院患者への個別栄養サポートで転帰改善

2019年5月23日  Lancet

低栄養のリスクがある内科入院患者2028例を対象に、個別の栄養サポートによる介入で有害な臨床転帰リスクが低下するかを非盲検無作為化試験で検討した(EFFORT試験)。 その結果、入院期間中に介入群の79%がカロリー、76%が蛋白質の摂取目標を達成した。30日時の主要複合評価項目(全死因死亡、集中治療室入室、非待機的再入院、主要合併症、機能低下)発生率は介入群23%、対照の標準病院食群27%だった(調整オッズ比0.79、95%CI 0.64-0.97、P=0.023)。30日死亡率は介入群7%、対照群10%だった(同0.65、0.47-0.91、P=0.011)。...