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症状発現前の大腸がん検出、発症後検出よりも予後良好

2019年5月23日  Surgical Endoscopy

スクリーニング大腸内視鏡検査(SC)、診断的大腸内視鏡検査(DC)またはサーベイランス大腸内視鏡検査(SU)により原発性大腸がんと診断され手術を受けた患者1809例を対象に、腫瘍学的転帰を比較した。 DC群では診断時にがんが進行しており[AJCC分類I期15.0%(DC群) vs. 53.2%(SC群) vs. 55.3%(SU群)、P<0.001]、その後の生存率が低く、再発率が高かった(P<0.001)。年齢、ASA(米国麻酔学会術前状態分類)スコアおよび性別で調整後もDC群の腫瘍学的転帰は不良のままだった。...