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ACL再々建の再手術リスクに早期装具処方が関連

2019年5月23日  The Journal of Bone & Joint Surgery

前十字靭帯(ACL)再々建術の予後悪化因子を検討すべく、同術施行患者695例を対象に前向きに2年間追跡。年齢、性別、活動レベル、ベースライン転帰スコア、リハビリ関連の変数を回帰分析で検討し、ACL再々建術後2年の臨床転帰に影響する因子を評価した。 その結果、スポーツ復帰のためにACL装具を処方した患者は、2年後のスポーツおよびレクリエーション活動時の膝外傷および変形性膝関節症転帰スコア(KOOS)が有意に優れていた(オッズ比1.50、P=0.019)。術後早期のリハビリ期間にACL装具を処方した患者は、2年以内に再手術を受ける確率が高かった(オッズ比2.26、P=0.024)。...