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淋病へのゲンタマイシン、標準治療薬に非劣性示せず

2019年5月27日  Lancet

英国で性器、咽頭または直腸非複雑性淋菌感染症患者720例を対象に、ゲンタマイシンの有効性を多施設並行群間実用的無作為化非劣性試験でセフトリアキソンと比較した(G-ToG試験)。 単回投与2週間後の核酸増幅検査で淋菌陰性と定義する主要転帰データが得られたセフトリアキソン群306例、ゲンタマイシン群292例のうち、それぞれ98%、91%で感染が消失した(調整リスク差-6.4%)。ゲンタマイシン単回治療は、生殖器感染(同-4.4%)、咽頭感染(同-15.3%)、直腸感染(同-7.8%)のいずれでもセフトリアキソン単回治療に対して非劣性を示さなかった。...