早産児、成人中期までの慢性腎臓病リスク約2倍
2019年5月28日
British Medical Journal
スウェーデンで1973-2014年に出生した単胎児418万6615人を対象に、早産(在胎37週未満)と小児期から成人中期までの慢性腎臓病(CKD)リスクの関連を全国コホート研究で検討した。 8700万人年の追跡期間中に4305人がCKDの診断を受けた。早産児の成人中期までのCKDリスクは約2倍だった(調整ハザード比1.94、95%CI 1.74-2.16、P<0.001)。早産とCKDの関連は0-9歳(同5.09、4.11-6.31、P<0.001)で最も強く、その後はわずかに弱くなったが、10-19歳(同1.97、1.57-2.49、P<0.001)および20-43歳(同1.34、1.15-1.57、P<0.001)でも依然として関連が見られた。 ...
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