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歯性上顎洞炎、歯科治療よりESSで症状改善

2019年5月29日  The Laryngoscope

内科的治療不応の症候性歯性上顎洞炎(歯性副鼻腔炎)患者を対象に、一次治療の歯科治療または内視鏡下副鼻腔手術(ESS)後に歯性上顎洞炎が消失するまでの時間を前向きコホート研究で検討。治療前後の22項目副鼻腔評価尺度(SNOT-22)、副鼻腔炎の主症状の有無、中鼻道の内視鏡的所見(浮腫、ポリープ、化膿)の有無に基づき疾患の症状消失までの時間を分析した。 その結果、ESS施行患者(11例)は歯科治療施行患者(26例)に比べて、ほとんどの症状、SNOT-22および内視鏡的転帰が迅速かつ有意に改善した。...