看護師健康調査2件および医療従事者調査40歳以上の非緑内障患者13万6782人を対象に、コレステロール値およびスタチン使用と原発開放隅角緑内障(POAG)の関連を検証した。追跡期間中、886件のPOAG発症を確認した。 その結果、総血清コレステロール値20mg/dLごとの増加にPOAGリスク7%増加との関連を認め(調整後相対リスク1.07、95%CI 1.02-1.11、P=0.004)、コレステロール値増加の自己報告歴もリスク増加と関連した(同1.17)。スタチン非使用に比べてスタチン使用はリスクの15%低下(同0.85)、スタチン5年以上使用は21%低下と関連した(同0.79、0.65-0.97、線形傾向のP=0.02)。...
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