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手術不能肺がん、在宅リハビリで健康関連QOL改善

2019年6月3日  専門誌ピックアップ

手術不能な肺がん患者92例を対象に、総合的な在宅リハビリテーション(通常治療+8週間の有酸素運動および抵抗運動+行動変容戦略と症状サポート)の有効性を並行群間評価者盲検割付け盲検無作為化比較試験で評価した。 9週および6カ月時、主要転帰に規定した6分間歩行距離(6MWD)の変化に通常治療群との間に有意な差はなかった。副次評価項目の6カ月時の健康関連QOL(HRQoL)および症状の重症度には有意な群間差が認められ、在宅リハビリ群の方が優れていた(それぞれP=0.005、P=0.001)。...