未治療RCC、アテゾリズマブ＋ベバシズマブでPFS改善

未治療の転移性腎細胞がん（RCC）患者915例を対象に、アテゾリズマブ＋ベバシズマブ併用療法とスニチニブ単剤療法を非盲検第III相無作為化試験で比較した（IMmotion151試験）。 追跡期間中央値は一次無増悪生存期間（PFS）分析時で15カ月、全生存期間（OS）中間分析時で24カ月だった。PD-L1陽性集団のPFS中央値は併用群11.2カ月、単独群7.7カ月だった（ハザード比0.74、95％CI 0.57-0.96、P＝0.0217）。ITT集団のOS中央値のハザード比は0.93（0.76-1.14）だった。グレード3-4の治療関連有害事象が併用群の40％、単剤群の54％に発生した。...