1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 妊娠初期の性器出血、プロゲステロンで生産率改善せず

妊娠初期の性器出血、プロゲステロンで生産率改善せず

2019年6月6日  New England Journal of Medicine

英国の病院48施設で、妊娠初期に性器出血をみた妊婦4038例を対象に、プロゲステロンの妊娠維持効果を無作為化プラセボ対照試験で検討した(PRISM試験)。 その結果、主要評価項目に規定した妊娠34週以降の生産率はプロゲステロン群75%、プラセボ群72%だった(相対リスク1.03、95%CI 1.00-1.07、P=0.08)。欠測データの多重代入法を用いた感度解析でもほぼ同じ結果が得られた(相対比1.03、1.00-1.07、P=0.08)。有害事象発生率に有意差は見られなかった。...