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血流感染、T2Bacteria検査で迅速かつ正確に診断

2019年6月7日  Annals of Internal Medicine

血流感染(BSI)疑いの成人患者1427例を対象に、T2Bacteria Panel検査の成績を標準法の血液培養検査と前向きに比較した。 その結果、血液培養検査で3%、T2Bacteria検査で13%が標的菌に対して陽性だった。BSIに対するT2Bacteria検査の患者ごとの感度と特異度はいずれも90%、陰性予測値は99.7%だった。T2Bacteria検査陽性かつ血液培養検査陰性は10%で、そのうち60%がBSIの「possible(可能性あり)」または「probable(可能性高い)」だった。「probable」例のみ、「probable」および「possible」例が血液培養で検出されなかった真の陽性と仮定すると、T2Bacteriaの患者ごとの特異度はそれぞれ94%と96%だった。...