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X染色体遺伝性低リン血症のburosumab、P3で臨床的改善

2019年6月14日  Lancet

X染色体遺伝性低リン血症小児61例を対象に、経口リン酸製剤+活性型ビタミンDの通常療法継続と維芽細胞増殖因子23(FGF23)に対する完全ヒトモノクローナル抗体burosumabの有効性および安全性を第III相試験で比較した。 第40週時、burosumab群で通常療法群と比べ、X線画像所見による全般改善度変化(RGI-C)総合スコアが有意に改善した(P<0.0001)。治験薬と関連の可能性あり、関連の可能性大、明らかに関連ありと考えられた有害事象は、burosuma群の方が頻繁に発生した(それぞれ59%、22%)。...