脳内出血発症時に抗血栓療法薬(抗血小板薬または抗凝固薬)使用を中止した患者536例を対象に、抗血小板療法開始による再発予防効果を前向き無作為化並行群間試験で検討した(RESTART試験)。 中央値2.0年の追跡の結果、脳内出血再発率は抗血小板薬開始群4%、非開始群9%だった(調整後ハザード比0.51、95%CI 0.25-1.03、P=0.060)。大出血イベント発生率は抗血小板薬開始群7%、非開始群9%(同0.71、0.39-1.30、P=0.27)、主要血管閉塞イベント発生率は15%、14%だった(同1.02、0.65-1.60、P=0.92)。...
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