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前立腺切除後の放射線治療、長期QOL良好で晩期毒性わずか

2019年6月20日  European Urology

前立腺摘除術後に強度変調放射線治療(IMRT)を受けた前立腺がん男性患者199例を対象に、放射線治療後の長期的なQOL転帰および晩期毒性を前向きコホート研究で検討した。 中央値33カ月の追跡期間に、全体的な排尿機能、排便機能、性機能および排尿痛/閉塞症状のスコアに臨床的に重要な最小変化量(MCID)を超えた低下は見られなかった。放射線治療後4年時、グレード2以上の泌尿生殖器毒性および消化器毒性がなかった患者の割合はそれぞれ94%、95%だった。QOL低下や毒性悪化の関連因子に放射線治療までの期間伸長、高BMI、高齢、ホルモン療法、総線量、喫煙歴、膀胱V70高値があった。 ...