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急性虚血性脳卒中への翼口蓋神経節刺激、皮質病変ある患者で機能改善

2019年6月21日  Lancet

急性虚血性脳卒中患者1078例を対象に、発症8-24時間後の翼口蓋神経節刺激による機能改善効果を無作為化二重盲検ピボタル試験で検討した(ImpACT-24B試験)。 その結果、主要評価項目に規定した3カ月後の身体障害レベルが予想を上回る改善を示した患者は、修正ITT集団で翼口蓋神経節刺激群49%、対照の疑似刺激群45%(オッズ比1.14、95%CI 0.89-1.46、P=0.31)だった。画像診断で皮質病変が確認された集団では50%、40%(同1.48、1.05-2.10、P=0.0258)で、翼口蓋神経節刺激による機能改善効果が高い可能性が示された。死亡または重篤な有害事象に群間差はなかった。 ...