若年成人の脳卒中、長期死亡リスクが上昇

オランダで初回脳卒中を来たした18～49歳の成人1万5527例を対象に、全国レジストリベースおよび集団ベース研究で脳卒中後の短期・長期死亡リスク、死亡率の経時的変化、死因を検討した。 その結果、追跡期間終了時点での累積死亡は合計3540例、脳卒中後30日以内に1776例が死亡、追跡期間中央値9.3年で1764例（17.4％）が死亡した（四分位範囲5.9-13.1年）。30日生存者の15年死亡率は17.0％だった。一般集団と比較した標準化死亡率は、虚血性脳卒中5.1（観察死亡率12.0/1000人年、予測率2.4/1000人年、超過率9.6/1000人年）、脳内出血8.4（観察死亡率18.7/1000人年、予測率2.2/1000人年、超過率16.4/1000人年）だった。...