緑内障と夜間血圧および血圧の日内変動の関連を検討するため、LIGHT試験の緑内障患者109例と地域ベースのコホートの非緑内障対照者708例を対象に観察横断研究を実施した。 潜在的交絡因子で調整後、多変量線形回帰分析により緑内障群は対照群よりも夜間収縮期血圧が4.1mmHg(95%CI 1.0-7.2、P=0.01)有意に高いことが示された。多変量ロジスティック回帰分析では、血圧の日内変動がnon-dipper型(平均の夜間収縮期血圧低下が平均昼間収縮期血圧の10%未満)の割合は、緑内障群の方が対照群よりも有意に高かった(45.0% vs. 27.5%、P<0.001)。 ...
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