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超加工食品、摂取量比例的に全死亡率上昇と関連

2019年6月27日  British Medical Journal

スペインの大学卒業生サーベイランス19899例を対象に、NOVA分類の食品加工程度に準じた飲食物の摂取を14年間追跡調査し、全死亡率との関連性を評価した(SUN前向きコホート研究)。 その結果、追跡期間の20万432人年に335例が死亡した。超加工食品の摂取量を四分位(摂取量が低、低~中、中~高、高)に分類し比較したところ、高摂取者は低摂取者よりも全死亡率の危険性が高く(多変量調整済みハザード比1.62)、有意な摂取量依存的関係があった(線形トレンドのP=0.005)。超加工食品1単位摂取ごとに、全死亡率が相対的に18%上昇した(補正後ハザード比1.18)。 ...