軽度脳卒中へのチカグレロル、血小板反応性亢進を抑制
2019年6月28日
British Medical Journal
急性軽度脳卒中または一過性脳虚血発作患者675例を対象に、チカグレロル+アスピリンの血小板反応性亢進抑制効果を非盲検エンドポイント盲検無作為化第II相試験で検討した。 その結果、90日時点で血小板反応性亢進を認めた患者の割合は、チカグレロル+アスピリン群12.5%、クロピドグレル+アスピリン群29.7%(リスク比0.40、95%CI 0.28-0.56、P<0.001)、CYP2C19機能喪失型対立遺伝子の保有者ではそれぞれ10.8%、35.4%(同0.31、0.18-0.49、P<0.001)だった。出血イベント発生率に群間差はなかった(チカグレロル+アスピリン群4.8% vs. クロピドグレル+アスピリン群3.5%、P=0.42)。 ...
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