気管狭窄の新たな気管再建法、全例で抜管達成
2019年7月1日
The Laryngoscope
気道手術歴を有する高リスク気道狭窄症患者8例を対象に、耳介軟骨を鎖骨上動脈島状皮弁にあらかじめ埋め込んだ複合移植片(pSCAIF)を用いた新規気管再建術法を症例集積研究で検討した。 8例中7例の狭窄は医原的に誘発された複数部位の狭窄だった。多職種連携診療による最終追跡で全例の抜管達成が確認された。この結果から、複雑な多発狭窄および有害な併存疾患や臨床像を有する患者の気管再建術でのpSCAIFの有用性が支持された。 ...
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