高悪性度前立腺がん検出のbp-MRI、時間とコスト削減
2019年7月4日
European Urology
生検歴のない男性626例を対象に、2種のバイパラメトリックMRI(”fast” monoplanarおよびtriplanar)とマルチパラメトリックMRI(mpMRI)の高悪性度前立腺がん検出能を前向き直接比較試験で比較した。 その結果、全体の高悪性度前立腺がん検出感度は95%だった。特異度はfast bp-MRIが65%、bp-MRIおよびmpMRIが69%だった。fast bp-MRIでは低悪性度前立腺がんの過剰検出が0.96%増加した。fast bp-MRIで47%、bp-MRIおよびmp-MRIで49%の男性が生検を回避できた。所要時間はfast bp-MRIが8分、bp-MRIが13分で、mpMRIの16分に比べて短縮し、直接費用が減少した。...
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