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米国CKD患者のACE/ARB使用率、近年は横ばい

2019年7月5日  Journal of the American Society of Nephrology

米国国民健康栄養調査(NHANES)に参加した腎機能障害を有する成人3万8885例を対象に、1999-2014年のアンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE)とアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)の使用傾向を調査した。 その結果、慢性腎臓病患者7085例のうちACE/ARB使用者は34.9%だった。使用率は上昇傾向だが(1999-2002年:25.5%、2003-06年:33.3%、2007-10年:39.0%、2011-14年:40.1%)、2003年以降は横ばいのようだった。薬剤使用率は非ヒスパニック系白人および黒人で有意に高く(各36.1%、38.2%)、ヒスパニック系(26.7%)およびその他の人種/民族で低かった(29.3%)。 ...