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紛争地域の精神傷害、点有病率は22.1%

2019年7月9日  Lancet

世界保健機関(WHO)による紛争地域の精神傷害有病率推定値を更新すべく、2000-17年に発表された試験の系統的レビューおよびメタ解析を実施した。 紛争地域住民の精神傷害[うつ病、不安、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、双極性障害、統合失調症]の点有病率は22.1%(95%UI 18.8-25.7)と推定された。併存疾患で調整した年齢標準化平均点有病率は、軽度および中等度の精神傷害(うつ病、不安、PTSD)がそれぞれ13.0%、4.0%、重度の精神傷害(統合失調症、双極性障害、重度のうつ病、重度の不安、重度のPTSD)が5.1%だった。 ...