2型DMへの経口セマグルチド、リラグルチド皮下注に非劣性（2019/7/10訂正）

メトホルミンを服用している18歳以上の2型糖尿病（DM）患者711例を対象に、経口セマグルチドとリラグルチド皮下注の血糖制御効果を無作為化二重盲検ダブルダミー第IIIa相試験で検討。主要評価項目は第26週までのHbA1cの変化量（±SE）とした。 HbA1c変化量は、経口セマグルチド群－1.2±0.1％、リラグルチド皮下注群－1.1±0.1％、プラセボ群－0.2±0.1％だった。治療方針を推定対象（estimand）とした場合、経口セマグルチドはリラグルチド皮下注に非劣性（推定治療間差－0.1％、95％CI －0.3-0.0、P＜0.0001）、プラセボに優越性（同－1.1%、－1.2-－0.9、P＜0.0001）を示した。有害事象の発現率は経口セマグルチド群の方が高かった。 【訂正】2019年7月10日に以下を訂正しました。 「50歳以上」を「18歳以上」に、「第IIa相」を「第IIIa相」に変更しました。お詫びして訂正します。 ...