1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. アフリカ女性の避妊法3種、HIV感染リスクに差なし

アフリカ女性の避妊法3種、HIV感染リスクに差なし

2019年7月11日  Lancet

アフリカ4カ国で有効な避妊を望むHIV陰性女性7829人を対象に、メドロキシプロゲステロン酢酸エステルの持効性注射剤、銅付加子宮内避妊具(IUD)、レボノルゲストレル(LNG)埋め込みのHIV感染リスクを無作為化非盲検試験で比較した。 その結果、修正intention-to-treat集団(7715人)で、女性100人年当たりのHIV感染発生率は持効性注射剤群4.19、銅付加IUD群3.94、LNG埋め込み群3.31だった。HIV感染ハザード比は、銅付加IUDに対し持効性注射剤1.04(96%CI 0.82-1.33、P=0.72)、LNG埋め込みに対し持効性注射剤1.23(0.95-1.59、P=0.097)、LNG埋め込みに対し銅付加IUD 1.18(0.91-1.53、P=0.19)だった。 ...