経口セマグルチド、心血管リスクはプラセボに非劣性
2019年7月12日
New England Journal of Medicine
心血管リスクの高い2型糖尿病(DM)患者3183例を対象に、経口セマグルチドの心血管(CV)転帰を事象観察無作為化プラセボ対照試験で検討した(PIONEER 6試験)。 試験期間中央値は15.9カ月で、主要有害心血管イベント(心血管死、非致死性心筋梗塞または非致死性脳卒中)発生率はセマグルチド群3.8%、プラセボ群4.8%でハザード比は0.79(95%CI 0.57-1.11)となり、95%CI上限値が非劣性マージン1.8を下回ったため、セマグルチドのプラセボに対する非劣性が示された(非劣性P<0.001)。 ...
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