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尿路上皮がんの生存転帰、PD-1阻害とPD-L1阻害で同程度

2019年7月15日  European Urology

プラチナ製剤抵抗性の切除不能尿路上皮がん患者でプログラム細胞死タンパク質1(PD-1)阻害とプログラム細胞死リガンド1(PD-L1)阻害の効果を比較すべく、臨床試験6件の系統的レビューおよびメタ解析を実施。生存曲線下面積を用いて制限付き平均生存時間(RMST)を推定した。 無作為化試験2件のネットワークメタ解析から、PD-1阻害とPD-L1阻害で追跡期間18カ月までのRMSTに有意差がないことが示された(差1.0カ月、95%CI -0.5-2.3カ月)。全試験6件の生存データを用いると、PD-1阻害とPD-L1阻害のRMSTは追跡期間12カ月時で7.8カ月 vs. 7.8カ月、18カ月時で10.1カ月 vs. 10カ月だった。 ...