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中枢神経系感染症の診断にメタゲノムNGSが有用

2019年7月16日  New England Journal of Medicine

小児および成人の入院患者204例を対象に、感染性髄膜炎および感染性脳炎の診断に対する脳脊髄液のメタゲノム次世代シーケンシング(NGS)の有用性を1年間の多施設共同前向き研究で検討(PDAID試験)。メタゲノムNGSで病原体陽性となった場合、臨床検査でその検査結果を確認した。 その結果、患者57例で、計58件の神経系の感染症が診断された。この58件のうち、13件(22%)は臨床検査では同定されなかった。また、メタゲノムNGSのみで診断されたこの13件のうち8件では臨床的有用性があったと考えられた。 ...