中間ないし高リスク前立腺がん患者1200例を対象に、超寡分割照射(42.7Gy、7分割、週3日2.5週間)の通常分割照射(78.0Gy、39分割、週5日8週間)に対する非劣性を第III相試験で検証(HYPO-RT-PC試験)。5年時の生化学的または臨床的失敗を主要評価項目、非劣性マージンを4%(ハザード比の上限1.338)とした。 その結果、per-protocol集団(1180例)の5年治療無失敗生存率は両群ともに84%だった(調整ハザード比1.002、95%CI 0.758-1.325、log-rank検定のP=0.99)。放射線治療終了時に、超寡分割照射群で米国腫瘍放射線治療グループ(RTOG)グレード2以上の急性尿毒性の発生率上昇を示す弱いエビデンスがあった(28% vs. 23%、P=0.057)。 ...
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