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出血高リスク者へのPCI、薬剤被覆バルーンが優れる

2019年7月17日  Lancet

新規冠動脈病変を有する出血高リスク患者208例を対象に、パクリタキセルおよびイオプロミドをコーティングした薬剤被覆バルーン(DCB)とベアメタルステント(BMS)を用いたPCIを無作為化単盲検非劣性試験で比較(DEBUT試験)。9カ月時の主要有害心イベントを主要評価項目とし、絶対リスク差3%以下を非劣性マージンとした。 その結果、主要評価項目の発生率はDCB群1%、BMS群14%で[絶対リスク差-13.2パーセントポイント(95%CI -6.2--21.1)、リスク比0.07(0.01-0.52)、非劣性P<0.00001、優越性P=0.00034]、BMSに対するDCBの優越性が示された。 ...